七草粥や小豆粥など、日本では古来厄除けのためにお粥を食べる習慣がありました。
でも、いまではどちらかというと病気になったときに食べるもののようなイメージが強いのではないかと思います。
じつは、お粥やリゾット、雑炊などは、運気を上げてくれるスピリチュアルフード。
食欲のないときに食べるのにもぴったりな消化のよいヘルシーなメニューなのです。
今回はお粥のパワーについて迫っていきます。
【1:お米のパワーを余すところなく取り入れられるお粥】
お米はそれ自身が大地と太陽、そして水のエネルギーをたくさん吸収したスピリチュアルな食べ物です。
とくに 日本人んいとってはソールフード。
中でも運気を上げるのに最も効果的と言われているのが玄米です。
玄米には胚芽が付いており、ここから芽がでることから、生命力のパワーがいちばん多く詰まっている部分でもあります。
でも、玄米の弱点は、なんと言ってもその食べにくさ。
においも若干気になりますが、とくにもそもそとした食感は苦手という方も多いのではないでようか。
また、消化をしにくいことからダイエットには向いていますが、胃腸の弱い方や痩せている方が食べると逆に栄養不足になることもあるとか。
そこでおすすめなのが玄米粥や味をつけたリゾット、雑炊にして食べる方法です。
玄米を多めの水でコトコト煮ておかゆにしたり、炊飯器で炊いたものを雑炊にするだけで、食べやすいだけでなく、消化もよくなります。
【2:熱々の食べ物が引き寄せてくれる陽のエネルギー】
お粥に限らず、お鍋やなどの湯気の出るほどの熱い食べ物は、運気を上げるのに欠かせない、陽のエネルギーを補ってくれます。
風水では、人間は生命力が強いほど陽のエネルギーを多く持っていると言われており、オフィスワークが多くなった現代人や、もともと陰の要素が強い女性は、陽のエネルギーが不足しがちと言われています。
お粥を主食に取り入れることでエネルギーを取り入れやすくなります。
そう考えてみると、古くから都として繁栄している京都や奈良では、日常的にお粥を食べる習慣がありますよね。
もしかしたら、彼らのパワーの源なのかもしれません。
【3:運気を上げてくれる食べ物との組み合わせが簡単】
意外に思うかもしれませんが、お粥は運気を上げてくれる食べ物との組み合わせが簡単なのです。
例えば、酉年にはとくに縁起がいいとされ、金運を上げてくれる鶏肉を中華スープベースで一緒に煮れば薬膳風にもできます。
また、厄除けの効果もあるお茶で煮る茶粥や、恋愛運を上げてくれるミルク粥もおすすめ。
トマトジュースで煮てオリーブオイルを垂らし、リゾット風にしても恋愛運に効果があります。
さまざまな開運効果があるお粥ですが、なんと言っても低カロリーなメニューが多いため、ダイエット効果も期待できます。
また、水分の多い食べ物はデトックス効果も高いものが多く、お粥もその一つ。
あまった冷ご飯で、たまにはお粥を作ってみてはいかがでしょうか。