吉方位にいくとパワーをもらえ、不調な星回りのときでも難を逃れたり、好調なときは運気をさらに強めることができると言われています。
吉方位の取り方はさまざまで、九星気学や奇門遁甲などでみるのが一番よいとされています。
また、節分のときに話題になる、「恵方」もパワースポット。
方位の取り方は、今自分が住んでいる場所から見て、東西南北とその中間の計8方位(流儀によっては東西南北とその間を2方位ずつに分けた計12方位)のどこへ行くとよいかみます。
これは東洋系の占いでよく言われていることなのですが、このとき注意してほしいポイントが二つ。
一つは時間、もう一つは距離です。
【1:時間は必ず二時間以上】
吉方位に行ったとき、必ず、守ってほしい一つめのことは、必ずそこに二時間以上滞在するようにしてください。
このときできるだけくつろぐ、または楽しむのがポイントです。
なぜ二時間以上いなければならないかというと、中国古来の占いの時間の考え方に由来します。
現在は時間は一日を24時間に分けていますが、これは西洋的な時間の取り方。
中国や日本などでは、昔は一日を12の時間帯に分けていました。
十二支の、ネ、ウシ、トラ……という動物を順番に夜の11時を開始時間としてふっていって一日の時間をカウントしていたのです。
つまり、今でいう2時間が一つのまとまった時間だったわけです。
なので、二時間以上吉方位で過ごさないと、十分にパワーをチャージできないことも。
吉方位に行くときは余裕を持っていくのをおすすめします。
【2:遠いところへ行くほど運気がよくなる】
もう一つ知っておいてほしいのが、遠くへ行けば行くほどハッピー効果が高まるということです。
もちろん、自分の住んでいる家の近所でも悪くないですが、できれば遠くへ旅行などへ行くと吉の効果が強く出ると言われています。
これも本格的にやる場合は、年月日時それぞれの吉方位によってどれくらいの距離をとったほうがよい、という細かい計算を専門家にやってもらうのがもっとも確実です。
でも、ちょっと自分で調べて吉方位に出かける場合は、遠距離なほど幸運を招きやすいということを覚えておくとよいです。
引っ越しのような大きなイベントでない限り、いちいち方位を細かく気にする必要はありませんが、占いなどで「ここが吉方位!」と言われたら、行ってみると本当に開運の効果があります。
休日に日帰り旅行やレジャーでどこへ行こうか迷っていたら、まず九星気学や恵方などで吉方位を調べてみるのがおすすめ。
そのときは今回ご紹介した2点に気を付けると、開運効果がさらに上がります。